タバコ・お酒の話

 

薄毛・抜け毛とタバコ・お酒って関係あるの?

 

昔からタバコやお酒は禿げになると言われ続けていますが、これは都市伝説や冗談ではなく、現実にあり得る話なのです。タバコは吸うことで体内でニコチンが脳まで運ばれ、受容体に結合することで興奮や緊張といった精神的作用を生むドーパミンと呼ばれる物質を放出します。この物質によって喫煙すると気分が落ち着くといった結果を生むことになりますが、同時に緊張状態に陥ることで血管が収縮されることになります。

 

血管が細くなることで血液の循環が上手くいかず、頭皮の毛細血管まで血液が十分に流れず、毛根に栄養素が送られなくなることで、髪の毛の生成が行われなくなり、抜け毛を誘発する結果となります。さらに体内に入ったニコチンを分解するために、大量のビタミンCが消費されることが分かっています。ビタミンCは皮膚の健康や髪の毛の生成にも関与しているので、不足すると髪の毛が作られず薄毛になりやすくなります。

 

極端に影響するわけではありませんが、薄毛の対策を考えている人やすでに禿げている人は注意しておくべきでしょう。喫煙と同時に問題となるお酒ですが、アルコールが体内に入ると血液に乗って肝臓に運ばれ、解毒するために分解されるようになっています。この分解する作業に消費するのがアミノ酸で、毛髪を作るためには欠かせない栄養素であることから、アルコールを大量に摂取するとアミノ酸が不足して髪の毛が作られなくなります。

 

肝臓は血液のコントロールも担っているので、アルコールの分解を行うと強い負担がかかって血行不良を引き起こす原因にもなります。また、アルコールは糖質を多く含んでいるため、過剰に摂取すると皮脂の分泌が過剰になって毛穴を塞ぐ原因にもなるのです。ちなみに人間の身体は栄養素が不足すると、必須とされる部分で使用されるので、必要ない部分には栄養素が送られなくなります。

 

そして人間にとって必要ないと最初に選択される部分が毛髪となっているので、栄養不足に陥ると髪の毛が抜けやすくなります。